最新パンフレットよりかわいい古典柄ご紹介!

昨日はさびしい(?)画像でしたので、今日はパッと明るく華やかな赤の振袖です!

先日の白ピンと同様、御所車が描かれています。しかし、こちらの御所車は赤にも映えるようにくっきりと黒と金とで枠が描かれ、他に使用されている色も濃いめの色なのです。白ピンのものとは全く印象が違います。

赤地の振袖の裾・袖の上下部分にさしている色はピンク!赤とピンク・・・?これはちょっと難しい組み合わせと思いきや、なかなかカワイイのです。今までにこの組み合わせはあまり見なかったような気がします。そして所々に御簾の縁取りの色に水色や黒が、さらに松や葉の緑色が入ります。古典柄を使用しているのに、色使いがとても新鮮。ボカシも入らず、濃い色をアクセントに使っているので、カワイイながらもピリリッとした印象です。

牡丹・菊・梅・桜・・・上前のメインは金糸で縁取られた牡丹と御所車。後ろの裾模様にはあやめも咲いています。本当に花尽くしで見事です!

こうしてブログを書きながら振袖の柄をよく見ていますと、最新のパンフレットには大きな牡丹柄が多いですね。とっても美しいです!

牡丹は中国原産で別名「富貴花」「百花王」「花神」等すばらしい呼び名がたくさんあるようです。中国、唐の時代から、美女の代名詞である「楊貴妃」の美しさを牡丹になぞらえて表現したものが多く残っています。興味のある方は漢文の授業を思い出してみてくださいね!

ご試着おすすめいたします!・・・楊貴妃に近づけるかな?

 

 

 

 

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