振袖をご紹介するにあたり、私、今までにこれほどじっくり振袖と向き合うことがあったでしょうか!?これほどすみずみまでじっくり見ることがあったでしょうか!?・・・一枚一枚、大事に大事に想いながらお伝えしますね。
この振袖は、水の流れの躍動感が印象的!
肩の上から背中心にそって滝のように水が流れ落ち、落ちた先に波しぶきがたつ。手まりは水流の上をすべるように落ちるものあり、また波間で花と戯れるものあり。上前には金の「雲取り」の上に、赤と金で大輪の菊が描かれています。金の配色のバランスが良く、気品が漂っています。
手まりが描かれていますと、たいがいは全体的にかわいい印象になるのですが、こちらでは手まりに金色を使用している為でしょうか、甘さをおさえて凛とした感じをうけます。
ぜひご試着いただきたいと思います!