紋のおはなし


今日の画像は「紋典」より、我が家の家紋、右側真ん中「丸にかたばみ」です!「紋典」には№1~4590までの紋が載っていました。皆様の各御家にも「家紋」があります。お仏壇やお墓に彫ってあったり、黒留袖や黒喪服等の着物についてあるものをご覧になったことがあるかと思います。

【紋のはじまり】
平安時代に、貴族が牛車等に他の家と区別するために付けた文様が始まりか?といわれているそうです。
その後の武家社会では、戦場での敵味方の区別の目印として、また戦でのお手柄アピールとして家紋が使われ、江戸時代の封建制度のもとでは、家柄や格式が重んじられたために家紋もまた大事に扱われたとのことです。
一般的に家紋が広まったのは、名字を名乗ることが許された明治維新後といわれています。

【紋の数】
着物に入っている紋の数、五ツ・三ツ・一ツについて

◎五ツ紋・・・背に一つ、両袖に各一つずつ、両胸に各一つずつ
黒留袖、黒喪服には必ず入れます。また品格のある重厚な柄付けの色留袖に入れることもあります。色留袖に五ツ紋を入れることにより、第一礼装である黒留袖と同格になります。

◎三ツ紋・・・背に一つ、両袖に各一つずつ
色留袖を五ツ紋入りまで重くしたくない場合、三ツ紋にします。最近はあまりしませんが、色無地に三ツ紋を入れることもあります。重くなります。

◎一ツ紋・・・背に一つ
柄ゆきによって、または訪問着感覚で色留袖を着用したいとき、一ツ紋の色留袖にします。最近は多いです。また訪問着でも、古典柄の品格のあるものに一ツ紋を付けて準礼装として格上げして着用もできます。訪問着を巾ひろく着る目的では、紋を入れない方が良いかもしれません。色無地にはほとんどの方が一ツ紋を入れます。なかには紋を入れずに、色を楽しむためのオシャレ着として着用なさる方もいます。小紋には紋をいれることはまずありません。しかし、小紋の中でも江戸小紋といわれるものには一ツ紋を入れ、格をあげることができます。

紋の数と着物の関係、おおまかに分けてみましたが、紋の数が多いものが格が高いということはいえますね。ただし、どんな着物にでも多く入れれば格が上がるという事ではありません。小紋に五ツ紋は入れませんし、入れても格は上がりません。紋を入れるにはそれなりの着物でないと入れることができないということなのです。

さてさて、この機会にご自分の「家紋」をご存知ない方は調べてみるのもいいかもしれませんね!

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